映日記

ままならない日々のこと

アクセルの踏み込みで高低差を知る|2024年3月5日(火)

街へ出た。2週に1度の通院のためだ。

わたしは街から離れたところに住んでいて、車でだいたい2時間かかる。本当なら1時間半くらいで着く距離なんだけど、いつもどこかしらが渋滞していて結局30分は延びる。

交通量が多かったり車線が複雑な場所を運転するのはどうしても怖くて、今までは行き帰りとも夫に運転を任せっきりだった。しかしさすがに負担も大きかろうと、わたしも片道だけでも運転できたらと思っていた。

で、今回の通院では帰りに初めてわたしが運転することにした。なんだかんだ言っても普段から車を乗り回してはいるので、夫のナビさえあれば恐れていたよりもすんなりと高速に乗ることができた(高速までの「街」部分が最も怖いのだ)。

交通量は多いものの一本道で走りやすい高速を進むうち、あることに気づいた。

「このあたり、アップダウンが激しいんだね」
「知らなかった? そう、けっこう高低差があるよ」

わたしはいつも助手席でぽけ〜っとしていたから気づかなかった。2週に1度というまあまあの頻度で通っているのに、だ。

自分で運転してみたら、グーッとアクセルを踏む場所と、踏まなくてもスピードが出てしまう場所があるから高低差に敏感になるんだな。

帰り道の中盤あたり、ものすごい勢いでフロントガラスが曇りはじめて、送風するも全然追いつかなくてふたりして焦る。少しだけ乾いたガラスの下半分から前方を必死に覗き込みながら前に進み、渋滞で止まったタイミングで夫に手元にあったわたしのハンカチで直に拭いてもらった。

あとで調べても対処法は間違っておらず、雨で湿度が高かったせいか、結局原因はよくわからない。これがもし1人のときに起こっていたら……と考えてゾッとするが、無事済んだことだし良しとしようか。良しとしていいのか?

何事もなく無事帰宅。街にはまだ慣れなくて、書店で買った本を読みたかったけれど疲れ切ってぷつんと糸が切れたように眠りにつく。