映日堂

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気づいたら「休む」をやれている|2024年4月5日(金)

めずらしく遅起きして、疲れが溜まっているんだなと家で休む1日にした。昨日街に行ったのだけど、そのおかげで体だけでなく心もいい塩梅に疲れてくれて、「動こう」という選択肢がそもそも現れなかったのが良かった。

わたしは休むことが苦手だ。休むったって……具体的に何をすればいいのさ? といつも思ってしまう。まあ、いざ休日を始めると動画をぼーっと観たり本を読んだりおやつを食べたりして、気づいたら「休む」をやれているのだけど。

今日もだいたいそんな感じの日になった。

それでもずっとごろごろしていると「夜ちゃんと眠れるかしら」と不安になって、夫が帰宅してから一緒に犬の散歩に行った。気休めの運動。

 

体はよく休ませることができたけどなんだか心に暗さがあるのを感じて、夫に話を聞いてもらう。自分では特別にこれといった原因があると思っていなかったんだけど、話し始めると焦燥感や嫉妬心が口からどばどばと溢れ出てきてぎょっとした。

いくらかのラリーを経て話し終えたとき、「まだ暗い?」と問われてはたと気づく。暗くない。おいおい、結局またさみしさの仕業か? 長い時間をひとりで過ごしていると、さみしさとは縁が切れないのは仕方がない。それにしたって「何だか気分が沈む……」と思っていたらさみしかっただけ、なんてあまりに恥ずかしすぎるだろう。

さっきちょっと触れた「焦燥感や嫉妬心」については今度また雑記として掘り下げて書きたい。わたしの醜い部分だけど、それでも正真正銘わたしの一部でもあるから。

 

 

本日の読了本。