映日堂

支店

だったらいっそ、スマホと共存しよう

週刊はてなブログの記事を読んだ。

blog.hatenablog.com

スマホの触りすぎは誰しも身に覚えがあることだろうし、もちろんわたし自身にも言えることだ。悲しきかな、日々スマホに時間を奪われながら過ごしている。

「どうしたらスマホ依存から抜け出せるか?」という話題はよく目にするが、この記事では「なぜスマホを見すぎてしまうか?」と原因にフォーカスしているのが新鮮だった。確かに、何事もまずは原因を知らねば対策の取りようがない。

 

自分はどうだろうか。スマホを触りすぎているという自覚はあるけれど具体的に何をしているのだろう?

思い返してみてわかったのは、わたしは基本的にスマホで何かを読んでいるということだった。こう書くと何だか高尚な使い方でもしているようだが、なんてことはない、SNSやブログ記事を読んでいるということだ。

ブックマークしているブログを開いて新着記事を読んだり、はてなブログのトップページから興味を引かれた記事があればそれも読む。の読み物系サイト(デイリーポータルZなど)もよく開く。noteでおもしろい記事がないか探すこともあるし、これらより頻度は落ちるがうっかり旧Twitterを開いて延々とおすすめ欄をスクロールしていることもある。

つまり、わたしは「暇で何か読みたい」ときにスマホをつついているということだろう。

この理由には心当たりがあって、わたしは人より体力がない。だから日中よく横になって休んでいるのだが、頭は元気だからその時間がめっちゃくちゃ暇なのだ。そういうタイミングで、仰向けのままできることとして「スマホを触る」という選択肢しかないという現実がある。

ということは、わたしの場合は安易にスマホを触る時間を減らそうとしても挫折する未来が見える。だったらいっそスマホと共存しようではないか。

1つ思いついたのは、Kindleアプリで読書をするということ。どうせスマホを触るならその時間を読書時間にしてしまおうという寸法だ。仰向けに横になっていると紙の本を読むのは困難で、本を読みたいけど疲れて横になるしかない、みたいなタイミングはしょっちゅうある。小説はなるべく紙で読みたいのだが、休む時間を読書に充てられるなら電子書籍もやむなし、といったところである。

というわけで、まずは試しにKindle Unlimitedの中から気になるタイトルをいくつかダウンロードしてみた。スマホは漫画を読むには小さすぎるが、小説なら文字の大きさや行間を自分好みに設定できるので思いの外読みやすそうだ。目に優しいように少し大きめの文字にしておいた。果たしてこれでスマホとの関係性に何か変化がうまれるかしら。

 

余談だが、お気に入りのブログや読み物サイトを読むのをやめるわけではない。これらを巡回し終えても暇な時間が余っていて、そういうときに不毛なSNS閲覧に耽ってしまうので、その時間をKindleでの読書に充てるつもりだ。