映日堂

ままならない日々のこと

疲労具合と手の緩み

夕方、買い物に行くか悩んでいた。急ぎではないが昨日から決めていた予定だったため変更するのも何となくいやで、でも疲れていて休みたい気持ちも同時にあった。

自分で決めきれず30分ほどうだうだと考えて、それでも結論が出ず。出かけるにせよ出かけないにせよ、とりあえず先に犬に晩ごはんをあげておくことにしたのだが、ドッグフードを袋からカップですくい出したときうっかり床にぶちまけてしまった。

あー、やっちまった……とフードを1粒ずつ拾い集めながら、今日はこれ以上何かしちゃいけない、休まなければと心が決まった。

というのも、わたしは疲れると手が緩くなっていろんなものを落としまくるという性質がある。これがある意味でサインとなってくれていて、手が緩くなったら必ず休めということだと判断している。

わたしはどのくらい疲れていたら休むべきかの判断がとても苦手だ。このくらいで休んでいいんだろうか、怠けてるんじゃないかなんて考えてしまうこともある。しかし今日は休めのサインが出てくれたおかげで心置きなく休むという選択ができた。

買い物はまた後日にして布団で思う存分ごろごろしたら体は少し回復してくれたようで、それ以上はものをぶちまけることなく1日を終えられたのだった。