映日堂

ままならない日々のこと

技術の実演は正直ちょっと気持ちが良い|2024年03月15日(金)

 

母が日帰りで遊びに来てくれた。

少し渋滞していたようで、うちに到着した頃にはもうお昼近かった。「お腹空いてる?」と聞くともう食べられるとのことで、来客に大はしゃぎの犬をひとまず留守番させてコメダ珈琲に向かう。

エビカツパンを注文、でかいから1つで2人前である。2人で分けやすいように6等分にしてもらった。そしてわたしの飲み物は5日前と同じメロンソーダ。

ちょうどモーニングが終わる時間だったようで、わたしたちが入店して以降お客さんがどんどんはけていってコメダにしては静かな店内になった。落ち着いて滞在できて、ぺちゃくちゃとおしゃべりに興じていたらそこそこ長居してしまっていた。

エビカツパンは2切れ残って、店員さんにたずねて包んで持ち帰らせてもらう。

 

家に戻ってからもコーヒーを淹れてクッキーをつまみながらおしゃべり。

母が「ロルバーンのペンホルダーがなくて困っている」と言うので、それならとその場で作ってあげることにした。最近、自分の手帳用に製本テープを使って自作したばかりだから材料が揃っている。

ちょっとしたコツはあるが、基本は母が使うペンの太さに合わせてくるんと輪にしてとめるだけ。あとはそれをノート本体などに貼り付ければ使用できる。「へー、そうやるんだねえ」などと言われながらの技術の実演は正直ちょっと気持ちが良い。

 

帰宅ラッシュに巻き込まれないように少し早めの15時に母は帰って行った。

今日はとにかくたくさんしゃべった1日だった。しゃべりすぎて何を話したかあまり覚えていないくらいには……。

発散したことで疲れ果てたので、その後は布団に横たわって動画を見たりGoogleマップで知らぬ土地を探検したりしてだらんと過ごした。

 

夜、母から写真が送られてきた。わたしが作ったペンホルダーを早速取り付けた様子だった。自分が作ったものを喜んで使ってもらえると満たされるうれしさがある。