映日堂

ままならない日々のこと

知っている服のかたちになっていく

朝晩がようやく涼しくなってきて長袖の服が必要だとクローゼットをのぞき、秋にちょうど良い薄手の長袖が少ないことに気づいた。厚めの生地のワンピースやスウェットなどはあるのだが、それらを着るにはまだ暑い。

ふむ、そろそろまた服を作りたいと思っていたから良いタイミングだ。服づくりに着手することにした。今回は長袖のシャツワンピースにしよう。

今まで3着ほどしか作ってないが、その少ない経験でわかったのは服作りは縫い始めるまでの下準備の工程がとにかく面倒くさいということ。縫える段階まできたら9割くらい終わった気持ちになる。

まずは型紙づくり、それから布の裁断。紙に正確に型紙を写し取ったり、大きな布を捌きながら慎重に切り進める作業は全身を使い、思いの外重労働だ。ワンピースとなるとパーツも多く、作業もそれだけ疲れる。今日も布をすべて切り終わった頃にはヘトヘトになっていた。あんぱんを食べて休憩したもののそれ以上の回復は見込めず、今日は裁断までで終了。

これで次回は縫うところから…と思ったが、接着芯を貼るのを忘れていた。これも個人的にかなり面倒くさい作業だ(実は必要性もよくわかっていない)。でもこれで明日以降はミシンの工程に入れそうで楽しみ。パーツを縫い合わせていってどんどん知っている服のかたちになっていくのはやっぱりおもしろいから。

 

今週のお題「秋服」