昨夜、こたつを出した。4年ほどこたつのない生活を送っていたのだが、リビングをダイニングテーブルメインの配置から床生活に切り替えるにあたって導入した。
11月に入っても寒くなりきらず、こたつを出すという選択肢が頭に浮かびすらしなかったのだが、急に朝晩の冷え込みが厳しくなってこたつの存在を思い出した。
新品のこたつ布団を広げて本体にセットする。それだけで部屋に温もりが灯る。さっそく電源をつけて入ってみると、じんわりと温かくて寒さで縮こまった身体と心が和らぐ心地がした。
これは油断すると永遠に入っていてしまうやつだ。夫はさっそく餌食になっていて、「少しだけ……」と言いながら横になっていた。寝てしまわないように気をつけないと。
今朝も目を覚ますと部屋の空気がキンと冷たい。でも大丈夫、リビングにはこたつがある。起きてサッと着替えたら、リビングに直行してこたつの電源を入れた。冬の間はこれが朝のルーティンになりそうだ。