映日堂

ままならない日々のこと

2択だと思っていた、物語の先のこと

 

夫は友人とごはんへ。休日だけど一人で過ごす時間は、何をしたらいいかわからなくなりがちだ。

とりあえず、作りかけているワンピースに手をだす。型紙は完成したので、それを元に布をカットする。大きな布をさばくのは骨が折れる作業だ。

なんとか全てのパーツをカットし終えて、一旦寝かせる。洋裁はひとつひとつの作業が難しくて、少しずつしか進められない。

昼食を食べながら、先日から少しずつ観ているドラマを再生する。

数話前、社会不適合でいつもふらふらしている登場人物がいて、仕事も続かないという描写があった。そんな彼女が漫画を描き始めて、賞に応募するという。

わたしはその展開を観ながら、結局彼女には漫画の才能があって報われるのかな、それはつらいなと思った。物語の中では、みんな何かしら輝くものを持っていて、現実世界のわたしにはそんな特別なものはない、ということをまざまざと見せつけられるのがつらい、という意味だ。

そんなことを思いながらここ数話を見守っていたのだが、今日観た話でなんとその彼女は突然死してしまった。

漫画が報われるか否かの2択の展開しか予想していなかったわたしは呆気に取られた。そんな退場の仕方があるのか。彼女に対して抱いていていた嫉妬のような感情の行き場がなくなって困惑する。

ある意味で学びにもなった。人生、やるかやらないかの2択しかないわけではないんだよな。何が起こるかなんて先のことは誰にもわからない。ある意味ですごくリアルな筋書きなのかもしれない。