映日堂

ままならない日々のこと

春のわたしはアイスクリームでできている

季節の変わり目は、調子を崩しやすい。今年も例によって寒暖差の影響をもろに受けており、食欲が消え失せてしまっている。

これはわたしにはよくあることで、お腹は空くけど食事がのどを通らないのだ。自律神経が乱れに乱れているんだと思う。

そんな中でも食べられる貴重な存在、それがアイスだ。

お腹は空いたけれど食べられない……そんなときに、冷たいアイスはやさしくのどを通ってくれる。スプーンでひとさじずつゆっくりと口に入れると、やわらかく溶けてゆく。アイスは今のわたしの貴重なカロリー源だ。

 

最近お気に入りなのは、スーパーカップチョコミント。わたしはチョコミン党なわけではなく、年に一度食べるか食べないかくらいの好き度で、もともと愛好しているわけではなかった。だけど、ある日お店で見かけたとき妙に輝いて見えてカゴに入れた。

何気なく買って口にしたところ、まさに今のわたしが欲していたものだった。ミントのさっぱりとした清涼感が、食欲のないわたしの体にすーっと染み渡る。

食べたくないときでもあっさりと口にしやすく、ありがたい。今では冷凍庫のスタメン入り。スーパーに立ち寄ったら必ず買っておくようにしている。

他にもこだわりがある。それは、カップアイスであること。

食べられないときは、アイスですらたくさんはのどを通らない。そのときの自分が食べたい量だけ食べられることが大事になってくる。

その点、カップに入ったアイスなら中断も容易だ。わたしは半分食べて残りはあとで、ということをよくやっている。その日のうちか次の日になるかはわからないけれど、未来のわたしに残り半分を託す。

もうしばらくは、自律神経の乱れとともに生活することになりそうな予感がしている。だから、わたしにとっての春らしい食べ物とは? と聞かれたらそれはアイスということになるだろう。春らしさは弱いが、アイスの存在に救われている自分が確かにいる。

 

今週のお題「春に食べたいもの」