挑戦していることがうまくいっていない、と先日の日記に書いた。
あれからもう一度申請を出してみたのだが、結果は不合格。かれこれ5回目のこととなる。
4回目までは、もうこの審査のことで頭が常にいっぱいで、落ちたらこの世の終わりのように落ち込んでいた。しかし今回は、審査待ちの間も穏やかに過ごせたと思う。
審査に出してしまってからは、わたしにできることはない。落ち着いて、そろそろ生活を取り戻そう。
そう決意して、極力普通の生活をするように心がけていた。掃除したり、料理したり、買い物に出かけたり。
とはいいつつ、今回は少し手応えがあったので「今度こそ通るかも」という期待は少なからずあった。だから、不合格という結果が返ってきたときは「あれでダメならもうわかんねえや」というあきらめの気持ちが強かったように思う。
この挑戦を始めてから数ヶ月、「受かる」「受からない」の2つの選択肢にさらされてきた。その2択しか道がないと思い込んでいた。
でも、今回落ちたときに「道は他にあるのではないか」と思い至った。
実は、何年も前に一度その審査に受かったことがあり、その資格を使って古いものを復活させればわたしのやりたいことは(100%望み通りではないものの)実現できるのだ。
仕事から帰った夫に5度目の不合格を告げたとき、わたしより先に彼の口からもその提案が出て、やはりその方向性がいいのかもしれないと決意が固まる。
2択しかないと思っていた選択肢から離れて、第3の道を選ぶ。人生、つい視野が狭くなることはあるけれど、進む道は思わぬところにあったりする。
落ち続けたのも、今回のこの決断に至るための儀式だった。今はそう自分を納得させている。
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ここ数日、家の近くで工事をしている。
その音がけっこうな爆音なんだけど、犬は意に止めず爆睡をかましている。
かと思えば、お菓子の袋をほんの少しガサッとさせるだけで飛び起きる。情報の取捨選択ができる不思議な耳。
