週末、ちょっと遠くへ行きたい気分。車で天理市まで足を伸ばしてみることにした。
宗教都市としての独特な街の雰囲気が何となく好きなこと、家からの距離がドライブにちょうどいいことから、以前にも訪れたことがある。

せっかくなので、天理教教会本部を参拝。一般人でも自由に出入りできるようになっている。
神殿には靴を脱いで上がる。回廊は広く、全部見て回るのにはまあまあな時間を要する。
参拝を終えて、神殿から出ようと置いたままにしていたスニーカーに足を入れて気づく。あれ、あたたかい。
今日は天気が良く、靴を置く場所は日向になっていた。わたしが神殿を回っている間にスニーカーは日差しにあたためられてほかほかになっていたらしい。
あたたかい靴を履いて感じたのは、履き物があたたかいと単純に気分がいい、ということだ。最近は気温も上がってきていて寒いということはないんだけど、それでもふんわり温もった靴が足に触れると足湯に浸かったような癒される気分になる。
履き物があたたかい、というと思い出すのはやはり秀吉のエピソードだろう。信長の履き物を懐であたためておいた、というのは有名な話だ。
意外と、あたためられた履き物を履くという機会は日常にはないことにも気づく。
履き物のあたたかさで束の間、天下人の気分を味わう。
その後はカメラを片手に周辺を散策した。春だから至る所に花が咲いており、写真を撮りながら歩くのが楽しい。
スターバックスで買ったコーヒーをお供に、家路につく。春のちょっとしたおでかけは、日常からほどよく離れた体験ができて良い気晴らしになった。
関西に住み始めてから、ちょうどよいお出かけスポットがたくさんあって休日のドライブが楽しい。次はどこに行こうかな。