映日堂

ままならない日々のこと

まとまった量の本が手元にあるうれしみ

先日の誕生日に、友人がLINEギフトを贈ってくれた。スターバックスのドリンクとフードのチケット。休日になったら夫を連れて使いに行こうと決めていた。

事前にメニューを調べて、気になるドリンクに目星をつけて入店。普段あまり行かないので注文に多少まごつきながらも、「the苺フラペチーノ」というものを注文してみた。

名前の通りいちご感がとても強い。果肉やジュレが入っていて飲みごたえがあるのも良い。冷たい冷たいと言いながらおいしく完食した。

そのスタバは初めて訪れた店舗で、駐車場の無料時間は1時間。フラペチーノとスコーンをゆっくり食すとちょうどそのくらいの時間になったのでそこらで撤退した。

その後は古本屋さんへ。特に用事があったわけではないのだけど、何かおもしろい本はないかな〜という気持ちを消化するために訪れた。店内を適当にぷらついているだけでも楽しいし。

何気なく漫画コーナーを見ていると、乙嫁語りが10巻セット売りされている。とても状態が良く、しかも1500円と安い(一冊150円!)。

ずっと読みたかったけどなかなか手が出せていなかった漫画だったから迷わず購入。本当なら新品で買いたいところだけれど、読みたい本全てを買うお金がわたしにはないのでね。

思えば古本屋でセット売りの漫画を買うのはこれが初めてかもしれない。小さい頃から、眺めては大人買いへの憧れがあった。夢が叶う瞬間というのはふとした時に訪れるものだな。

しかし、まとまった量の本が一気に手元に来ると無性にわくわくする。とりあえずリビングの一角に積み上げて眺めてはにまにましている。そんなハッピーなある春の休日。