映日堂

ままならない日々のこと

現実を追い越してゆく

びっくりするぐらいたくさんのやりたいことがある。頭の中にあるだけだとごちゃごちゃして仕方ないので、書き出してみたりしている。

最近なんとなく、自分の生活にあるとうれしい要素というのがわかってきたように思う。例えば、冬の寒い日は何枚も重ね着するより厚手のものを1枚羽織るだけが快適とか、果物を食べられると気分がいいとか。そういう些細な、だけど大切なことが少しずつ重なって、わたしの理想とする生活が作られていくようだ。

ただ、やりたいことが多すぎる。今できていることではなくて、これからやりたい、定着させたいこと。書き出していくとその量に圧倒される。

持病の躁鬱のせいで、わたしには「ちょうどいい」がない。今は波の上の方で、あれもこれもやりたい、わたしにはできるという感覚が強い。

これが、波が下がると真逆になる。自分にはやりたいことがないし、そもそもできることがない、と。意味わからんね。そんなもんなんだと理解するまでに本当に長い時間がかかったし、そもそもまだ完全にわかりきってもいない。

なんにせよ今は、やりたいことの多さが現実の自分を追い越していってしまっている。頭だけが体を置いてどこかへ飛んでいってしまう前に、ここらで一旦地に足をつけないと。