映日堂

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夫への私信としてのブログ

もやもやと考え事をしたり、自分を責めたりしてしまうことがわたしにはよくある。そういうときに頭に浮かんだことを夫に話すのだが、どうしても一方的にガーッと話し続けたり、つい感情的になったりして夫をを疲れさせてしまいがちだ。ちょうど今朝も、疲れによる不調から思うように動けずイライラし、夫に不安をぶちまけてしまった。

だから、これからはそういうことを夫に直接話すのをやめて一枚噛ませることにする。例えば一旦文字に起こしてそれを送るとか。ちょうどこんなふうに。

夫はわたしの1番の理解者だ。唯一どんな自分でも見せられる人だと思っている。でもだからこそ、寄りかかりすぎてお互いにしんどくなってしまう危険がある。

実はもともとこのブログには、「夫に聞いてほしいことを書く場所」という役割がある。夫にはそれを読んでもらうのだが、一旦文章にすることでカロリーが減って、内容はどうあれ直接話すのを聞くよりラクになるらしい。わたし自身も、文章化することで少し冷静になれる感覚はある。ぼんやり頭にあることをライブで話してしまうと、どうしてもヒートアップしがちだったり、まとまらず逆にもやもやが増す終わり方をしてしまったりしていた。

今までも何かを書き上げたらまず夫に送ってきた。でも最近は夫にぐだぐだとしゃべり続けてしまい、かける負担が多くなっていたと感じる。それは話し手のわたしにとってもあまり気持ちの良いものではない。ガーッと捲し立てたからといって頭の中のもやもやが消えるわけではないからだ。

夫は家族であり大切なパートナーで、なるべく多くの時間を一緒に過ごしたいと思っている。だけど、程よい距離感も必要だという事実もわかってきた。長く良い関係でいるために、楽しいことはどんどん共有する一方でうまく支え合う方法を模索していくこともとっても重要なのだろう。その一環として、こうして文章で夫に話を聞いてもらうというわけだ。

インターネットという公の場でブログという名の手紙を送るという試み。なんだかわくわくする。